【特集テーマ】脱・五木ダム

五木ダムとは

  五木ダムは県営のダムということになっていますが、川辺川ダムと同時に計画されたものです。計画も宣伝も当初はすべて国交省の方で進めていました。
 川辺川ダムと間違える方もおられるようですが、川辺川ダムは相良村の藤田という地区が建設の予定地になっていましたが、五木ダムは川辺川ダムの水没予定地となっていた地域よりはるか上流に位置する上荒地という地区でした。
 昔は八重(はえ)と呼んでいたそうですが、大変な荒れ地だったので地名を荒地に変更した言われるほど山地崩壊の激しいところです。これだけで五木ダムが川辺川ダムとセットで計画された理由が見えてきます。
 この五木ダムは国が進めているダム検証の対象になりました。県は五木ダム必要なしの報告書をダム検証の有識者会議に提出、その第25回有識者会議において中止は妥当とされ、2012年7月に国交省が五木ダム建設中止を正式に決定しました。
 もし、五木ダムと川辺川ダムが建設されておれば、清流日本一を誇る川辺川は姿を消していたことでしょう。

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