熊本県人吉・球磨の市民グループ:通称「手渡す会」

【不都合な真実シリーズ】第2弾「真っ先に支流から来た洪水」を公開しました!

 2020年7月球磨川豪雨災害は、支流から真っ先に洪水や土木石流が押し寄せました。旧坂本村・球磨村・芦北町の中流域をはじめ、人吉市や流域の多くの被災者が口をそろえて証言する事実です。
 手渡す会は、この点についても繰り返し現場を訪れ、映像を提供していただき、2021年以降の大雨時や直後で現場に入ることができそうなところは見て回るなどして、2020年7月豪雨災害時の発災メカニズムを把握しようと、調査を重ねてきました。
 国交省も熊本県も、何度要望を出してもその検証を全くしてくれませんでした。挙句の果てに、「ダムができれば水位が下がるから」と、意味があるとは思えない嵩上げをしたり、地域コミュニティを破壊したり営農者を全く勇気づけない遊水地計画を推進したりしています。
 球磨川流域豪雨災害による被害拡大要因やメカニズムについて、これまでの調査で何が分かっているかは、引き続き公開していきます。
 ※既に相当数を集めてはいるものの、今後も発災当日や直近の頃の写真や動画など、ご相談することがあるやもしれません。可能な範囲で、お力添えをよろしくお願いいたします。