2025年6月25日
2025年6月から7月にかけ球磨川漁協執行部によって開催された、漁協組合員向け川辺川ダム漁業補償案に関する説明会において、国交省からの説明資料として、山形県が作成した「最上小国川流水型ダム~運用開始から5年~」(令和7年3月/山形県県土整備部河川課・山形県最上総合支庁建設部河川砂防課)が配布されました。
これは、2020年に完成した流水型ダムである県営「最上小国川ダム」について、起業者である山形県が作成したもの。髙橋重美最上町長や伊藤欣一小国川漁協組合長らによる「治水効果は抜群」「アユが減っているとの情報は聞いていない」「観光と地域活性化においても期待できる」などとのインタビューも紹介されています。
これに対し、実際に最上小国川ダム建設後に起きていることと著しく異なっているとして、最上小国川ダム問題について長く取り組む地元市民グループ「最上小国川の清流を守る会」より反論資料が提供されました。
以下、「山形県作成資料」(国交省配布資料)と「市民グループからの反論資料」を公開します。
「最上小国川流水型ダム~運用開始から5年~」
(2025年3月/山形県県土整備部河川課・山形県最上総合支庁建設部河川砂防課)
「山形県作成『最上小国川流水型ダム~運用開始から5年~』への反論」
(2025年9月9日/最上小国川の清流を守る会)